adidasのロゴの歴史。3本線に隠された意味とは?

adidasのロゴの歴史。3本線に隠された意味とは?

世界を代表するスポーツブランドのひとつ『adidas(アディダス)』。adidasといえば、あの3本線のロゴを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そして、ほかにも思い浮かぶロゴがいくつかあるはずです。 本記事では、20世紀初頭から続くadidasの歴史を辿りながら、それぞれのロゴに隠された意味を明らかにします。

adidasロゴの変遷

1949年〜

会社設立初期のロゴです。adidasを象徴する、スリーストライプス(3本線)がデザインされたスニーカーが、中央に置かれています。 創業当時に発売していた革製のスポーツシューズは、着用しているうちに中足部が伸びてくる点が問題でした。それを補強しフィット感を高めるためのサポートとして、3本のバンドで補強したのがスリーストライプスの始まりです。 スリーストライプスは、1949年にアドルフによってロゴとして商標登録されています。

1972年〜1995年

adidasのロゴの歴史。 古代スポーツで勝者に授けられる月桂(げっけい)樹の冠をモチーフにした、三つ葉の形の「トレフォイルロゴ」。 「トレフォイル」は、ドイツ語で「三つ葉」を意味します。三つ葉が重なるデザインが表しているのは、adidasブランドの持つ多様性です。 現在は、adidasの3つのラインの1つである『adidasオリジナルス』のロゴとして使用されています。

1996年〜

1990年に誕生した「パフォーマンスロゴ(バッジオブスポーツロゴ)」。アスリートのパフォーマンスを引き出す商品に付けるロゴとして作られ、長く親しまれました。 スリーストライプスの由来となった高い機能性を、ロゴデザインとして表現したものです。右に向かって伸びていくデザインは、「未来へ向けてのチャレンジ」と「目標の達成」を表しています。 2022年現在は、adidasの3つのラインの1つである『adidasスポーツパフォーマンス』のロゴとして使用されています。

2002年

adidasのロゴの歴史。 2002年に登場した「グローブロゴ」は、10代~20代の若者向けに作られたロゴデザインです。カジュアルやライフスタイルを提案するアイテムに使われていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です